歯の構造
こんにちは。
今日は、皆さんのお口にある「歯」の構造について詳しく説明したいと思います。
上の図のように、歯は表面から
エナメル質
象牙質
歯髄(神経)
の3層構造になっています。
歯根の周りをセメント質が覆い、その周囲に歯根膜、さらにそれらを歯槽骨という
骨が支えて歯肉が覆っています。
エナメル質はとても固く虫歯になりにくいのですが、象牙質はエナメル質に比べ柔らかいため、
虫歯が広がりやすくなります。また、象牙質まで虫歯が進行すると痛みを感じ始めます。
神経や血管が通っているところを歯髄といいます。
セメント質は歯根膜をつなぐ役割、歯根膜は歯槽骨をつなぐ役割をしています。
また、歯根膜は噛み応えを感じたり、歯に伝わる力を調整しています。
噛んで痛いときは、ここに炎症がある可能性が高いです。
歯周病が進むと歯槽骨が吸収され縮んでしまいます。すると歯を支えられなくなり歯が抜けて
しまうこともあります。
歯に違和感を感じた時は、ご相談くださいね。