インプラント

インプラントとは?

天然の歯を失ってしまった場合、今までは歯ぐきで咬む力を支える「入れ歯」や隣の歯を削って被せるブリッジが一般的に使われていました。
しかし、今では人工歯根(インプラント)を顎の骨に植えることにより、天然の歯と同じような感覚で噛むことができるようになり、天然の歯と遜色のない外観を得ることができるようになりました。これがインプラント治療法です。
インプラント治療法は咬むことの喜び、おいしく食事できる喜び、見た目の自然観を再び手に入れることのできる治療法です。

インプラントは骨に埋め込む「インプラント体」、上に乗せる歯を接続する「アバットメント」、歯の部分の「上部構造(人工歯)」で構成されます。

インプラント治療の「利点と欠点」

利点

  • 周りの歯を削らなくてよい。
  • 天然の歯と同じような感覚で物を食べることができます。
  • 天然の歯と遜色のない高い審美性を保つことが出来ます。
  • メンテナンスがよければ20年以上使用できます。

欠点

  • 自由診療となるので経済的には優れていない。
  • 外科手術が必要。
  • 治療期間に数か月必要。

インプラント治療の流れ

1.診査・診断と治療計画

インプラント治療に必要な診査を行い、インプラントの治療が可能かどうかを診断します。その後治療計画を立て、インプラントにかかる治療期間や回数等についてご説明致します。治療に関するご質問、ご相談があればじっくりとお話し下さい。もちろん他の治療法の可能性も視野に入れたご説明も行います。

2.インプラント埋入の手術

歯の根に相当する部分であるインプラント体(人工歯根)を顎の骨に埋入する手術を行います。局所麻酔を用いて行いますので痛みもなく、安心して手術を受けることができます。

3.治癒期間

骨とインプラントがしっかり結合されるまでの間、治癒期間を数ヶ月設けます(約3ヶ月~6ヶ月)。骨とインプラントがしっかり結合することが、治療上、とても大切な事柄であるため、この期間はできるだけ安静にします。

※治癒期間は骨の質などにより個人差がありますので、検査結果から決定いたします。

4.アバットメントの連結

被せ物の土台となるアバットメントを、埋め込んだインプラントに連結します。この際、埋め込んだインプラントの先端を出す簡単な手術を行いますが、麻酔下で行うので痛みを感じることはほとんどありません。

5.工歯の装着

インプラントを含めたお口の中全体の型取りを行います。その型から人工の歯を作製します。その後アバットメントの上に人工の歯を装着して完成です。この後にインプラント治療で大切なメンテナンスへ移っていきます。

6.メンテナンス

メンテナンスインプラントの治療の終了後、インプラントを長持ちさせるためには、適切なホームケアと定期的な検診が不可欠です。良好なお口の状態を保つために、丁寧にブラッシングのご説明をしております。また3~4か月に一度、インプラントの状態をチェックするための定期検診も必要です。

インプラント治療後のメンテナンスについて

インプラント治療が終わったからといって、それで安心ということはできません。実はインプラント治療だけではなく全ての治療でも言えることなのですが、その後のアフターケアというものが重要なのです。
まずは日々の家庭でのケアが大切です。正しいブラッシングをおこなうというのは大前提ですが、より良いのは歯間ブラシやデンタルフロスを使用してのケアになります。

これらをきっちりとやることがせっかく費用を出して治療したインプラントをより長く使える結果に繋がります。それとやはり定期的な検診を欠かさないというのも必要です。専門家にメンテナンスしてもらいながら今後の経過をしっかりとしていくというのが理想だと思います。

定期検診に関しては、最初は月に1回、状態が落ち着いてきたら2、3ヶ月に1回、最終的には6ヶ月に1回程度で受けるようにしたほうが良いかと思います。