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歯の痛みの原因ってなんだろう?

皆さんこんばんは、笠井歯科医院歯科助手の石川です♪

今回は神経の治療をしたのになぜか痛みや違和感が続く理由について勉強してみましたので、お話ししたいと思います!

歯はエナメル質、象牙質の下にある神経(歯髄)、この神経が痛みを感じるセンサーになっていますが、虫歯が侵食して神経まで達してしまうとこの神経を全て取ることになります。

神経の治療をした後は痛みを感じることがないはずですが、神経を取って治療した後もなぜか痛みや違和感を感じることがあります。

それは歯の神経のほかにも痛みを感じるセンサーが沢山あるからです。

 

  1. 歯の痛みやセンサーとは?
  • 象牙質

普段はエナメル質に覆われて守られていますが、エナメル質が虫歯などで傷んで穴があくと、象牙質へさまざまな刺激が神経に伝わり痛みが生じます。

  • 歯髄(神経)

歯の痛みの主なセンサーです。

三叉神経に繋がっていて、歯に起きている異常事態を脳に伝える大切な器官ですが、強い炎症や外傷のショックにより死んでしまうこともあります。

  • 歯槽骨・顎骨

歯を支えている骨と、それにつらなる顎の骨です。

炎症が起きると強い痛みが生じます。

  • 歯根膜

歯と歯槽骨を繋げる靭帯であり、噛んだ感触を伝える敏感なセンサーです。

三叉神経に繋がっていて、ここに炎症が及ぶと痛みや違和感が生じます。

  • 骨髄

歯槽骨の中にある海綿状の組織です。

炎症が起きると強い痛みが生じます。

 

このように痛みのセンサーが歯にはたくさんあります。

 

  1. 歯の神経処置後の痛みはなぜ?

歯の神経を取ったのにまだ違和感が続くのは、痛みを感じるセンサーが神経だけではなく歯の外側の歯根膜や、歯槽骨など色々なところにあるからです。

 

  1. 根管治療とは?

虫歯が歯の中で広がり、神経が細菌感染を起こして死んでしまうと歯の根の細い管(根管)のなかにある腐ってしまった神経を、細い針のような器具を使いきれいに取り殺菌し、最後に薬を詰めて細菌を入り込まないようにします、これが根管治療です。

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根管治療は虫歯になってしまった歯を抜かずに残すための最後の手段で、時間のかかる治療です。

根管治療が終わっても痛みや違和感が消えないことがあります。

それは根管治療用の細い針のような器具が届き、治療できるのは歯の内側だけなので、歯の外側の組織まで感染が広がってしまうと直接処置ができないからです。

ですが、歯の中を専用の器具できれいに掃除をして、殺菌し、しっかりとフタをしてしばらく待っていると、からだの抵抗力により、歯の周囲の炎症が徐々に治ってきます。

時間がかかってしまいますが、即座に痛みや違和感などが消えないのはこうした理由があるからです。

痛みが続く原因としてほかには、根管治療用の細い針のような器具でも、掃除しきれない細かい根管に細菌が残ってしまうこと。

治療後に強く噛んでしまったために歯が傷んでしまうなど、原因はさまざまです。

神経を取った後すぐに痛みはなくなると考えがちですが、神経を取り歯の内部の炎症を取り除く治療が終わっても、もし外側まで細菌感染が及んでいると、その炎症がからだの抵抗力や免疫力によって押さえ込まれるまでは歯の外側にあるセンサーが警報として痛みや違和感を出します。

神経の処置後数日の違和感は通常の症状なので心配せず、炎症を抑えるためにもからだの抵抗力や免疫力は大切です。

まずはゆっくり休んで様子を見ましょう。

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歯は神経を取ると脆くなり、神経がある歯に比べて弱くなります。

なので虫歯が悪化する前に気づくため、定期的なメンテナンスが大切になります。

 

最近は朝晩冷え込み体調を崩しやすい季節ですが、皆さん風邪などひかぬようお体にお気をつけてお過ごしくださいませ(•’-‘•)

笠井歯科医院

歯科助手 石川珠美