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「見た目年齢」と「歯周病」

こんにちは。歯科助手の大串です。

突然ですが、皆さん、「見た目年齢」って気になりませんか?やっぱり誰もがいつまでも若くありたいと思いますよね。毎日、患者さんと接していて感じることがあります。それは、歯の健康な方は「見た目年齢」も若いという事です。なぜなのでしょう。若い頃は「見た目年齢」と実年齢にさほど差がありませんが、年齢が上がれば上がるほど「見た目年齢」と実年齢の差が広がっているように感じます。自分の歯がたくさんある方は実年齢より若く、歯がほとんどない方は実年齢よりかなり老けて見えることがあります。とても悲しいことです。「見た目年齢」をより若く保つためには、自分の歯を1本でも多く残すことが大切になるようです。

それでは、どのようにしたら健康な歯を維持できるのでしょう。

歯をなくしてしまう原因のひとつに歯周病があります。歯周病菌により炎症を起こし歯茎が腫れる歯肉炎と、そのまま放置して炎症が拡大し、出血や歯を支えている組織までもが破壊されてしまう歯周炎を総じて『歯周病』と言います。

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とてもやっかいなのは、歯周病は気づきにくいということです。多少の出血ならと油断していて、歯がぐらぐらになってから歯科医院に駆け込んだのでは遅いのです。進行した歯周病は決して自然治癒しません。

また、歯周病は歯を失う怖い病気というだけでなく、全身の病気を悪化させる恐ろしい病気でもあります。たとえば、糖尿病がその1つです。糖尿病だと歯周病になりやすいといわれますが、逆に歯周病になると血糖値が上がりやすく、糖尿病を招く一因ともいわれています。誤嚥性肺炎も歯周病菌が肺に入ることで深刻なダメージを与える病気です。他にも心筋梗塞、脳梗塞にも影響しているのではないかと注目されています。

さらに歯周病菌は女性ホルモンが増えると増殖しやすいため、男性より女性が歯周病になりやすく、妊娠中は歯周病が悪化しやすくなります。お母さんだけでなく、おなかの赤ちゃんにもリスクがあります。歯周病菌の毒素が血液をめぐることにより、早産や低体重児出産のリスクになります。

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このように歯を失うだけでなく、全身の病気になってしまったり、妊娠中にリスクを抱えたのでは、「見た目年齢」を若く保つどころではありませんよね。いつまでも全身が健康でいるためにも歯周病予防は欠かせません。歯周病予防で健康な歯を維持し、病気にならない事が、ひいては、「見た目年齢」を若く保つことになれば言う事ありませんね。

歯周病にならないために、毎日の丁寧な歯磨きを怠らず、歯磨きで取りきれなかった細菌のかたまりを定期的に歯科医院で取り除くことが大切です。この他、歯ぎしりや噛みしめにより歯周病を悪化させてしまう事もありますので、歯科医院にご相談下さい。

補足ですが、「自分の歯がなくなったら、インプラントにすればいいや!」と思っている方、それは大間違いですよ。インプラントにするには、歯を支える周りの骨がしっかりとしていないと出来ません。たとえインプラントにしてもインプラント周囲炎と言って、歯周病と似たようなことが起こりうるのです。

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ですから、普段から歯科医院での定期的な健診は大切なのです。

 

ぜひ皆さん、より若くいつまでも健康でいるために

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